足関節を捻って病院や整骨院に行くと「関節が緩いね」と言われたことはありますか?
関節とは骨と骨を靭帯というやわらかい組織がつないでいる所です。
その靭帯がしっかり伸び縮みしなくなると骨と骨の間に隙間ができやすく足のぐらつきがでて、身体全体が不安定になり膝→股関節→腰→肩関節→肘→手首と下から順番に不具合が起こりやすくなります(家に例えると基礎の部分がぐらつくと耐震性を失うようなもの)。
伸び縮みがうまくできなくなった靭帯は関節をうまく支えられないので関節に「あそび」ができ引っ掛かったり、ぶつかって炎症を起こしやすくなります(足関節不安定症)。
また、現代人の足は生まれつき踵の骨が内側に入りやすく不安定な状態になってきているといわれており、特に原因なく「歩行しているだけで足関節が腫れてきている」と整形外科で診断された小学生も来院されたことがあります。
身体の土台である足関節。皆さんも自分の足に関心を持って生活・運動してみませんか?